エアコンのカビの発生をなくす。
以前エアコンにカビがあると病気になる原因になるとお話ししましたが、今回はカビをなるべく発生しないようにするためにはどうすればいいかを紹介してきたいと思います。
まず初めになぜカビが発生するのかを説明します。
カビ菌は胞子となって空気中にどこでも存在しています。その為、条件さえ揃えば、壁などに付着して発芽します。
カビが繁殖する条件は60%~80%以上の湿度であり、25度~28度の気温です。これらの環境がカビにとって最高の状態です。
エアコンのカビは珍しいわけではなく、掃除していても発生してしまうことはよくあります。冷房運転をすると熱交換器に結露が出来て内部の湿度が高い状態が出来上がり、必然的にカビが発生しやすい環境を作ります。
カビの発生対策
では次にカビの発生を対策について話そうと思います。
上でも言ったようにカビは環境がそろうと簡単に発生してしまうと分かったと思います。そのため環境作りが大切です。一番簡単なカビ対策は湿度を下げることです。カビは湿度60%以下になると、ほとんど活動しなくなっていきます。
ちなみに人が快適だと感じる湿度は40~60%と言われており、常に快適だと感じる環境を作ればカビ予防にも繋がります。
湿度を下げる方法は簡単で窓を開けて換気するだけです。天気の良い日は積極的に窓を開けて空気の入れ替えをして湿気をこもらせないようにしましょう。天気が悪い日はエアコンの除湿機能を使うなどして湿度を上げないようにするのがベストです!
次に湿度を25度未満に保つことがおすすめ
カビが好む温度は25度~28度です。そのため室温を25度未満にたもつのがベストです!!
ただし、暑い夏であれば、25度未満にするのは大変ですし、冷房をすると体調を崩す人もいるでしょう。カビは0度~50度と幅広い気温で活動することが可能な為、どれだけ室温に気を付けてもカビが生えてしまいます。
室温はあくまでも目安として、基本的には湿度の方を常に気にした方がカビの防ぐには効果的と言えます。
まとめ
カビの対策はいかがでしたか?
カビは気温、湿度、栄養の3つが揃うと爆発的に繁殖する菌です。放置しておくと、アレルギーや気管支喘息など人体に悪い影響を与えます。
今回紹介した方法でカビの発生を防ぐように心がけるの大事になってきます。しかし、どれだけ対策を取ったとしてもカビは発生してしまいますので、前回も言ったように定期的に掃除をするのがいいでしょう。