フロンガスの危険性
フロンガスという言葉を聞いたことがありますか?
フロンガスの危険性といわれてもそもそもフロンガスって何なのって思いますよね。
それなので最初にフロンとは何かを説明したいと思います。
フロンとは炭素とフッ素の化合物であり、空調機器や冷凍庫・冷蔵庫などの冷媒として広く一般的に使用されています。
それが危険とは思いませんよね。
実はフロンそのものは人体には害はありません。
ですがフロンを使っていくとオゾン層が破壊されて大量の紫外線が地上に降り注いで直接浴びることになり、人の健康にも影響を与えます。
これによって、皮膚ガンや白内障などになる危険性が高くなります。
フロンってそもそも何に使われているか知っていますか?
上記でも少し出てきましたが…
身近なものに使われています。
例えば、エアコン、冷蔵庫、etc…
では私たちが今使っているエアコンや冷蔵庫は危険なのかというとそうではありません。
そこでエアコンに焦点を当てて話していきます。
家庭用エアコンでは現在フロンガスは一切使われていません。
業務用エアコンでも徐々にフロンガスは使われなくなってきています。
ただフロンガスは冷媒としてあまりに優秀だったので、フロンの代替に何かならないかと考えられ生まれたのが「代替フロン」という呼ばれる冷媒です。
ハイドロフルオロカーボン (HFC)が代替えフロンとして使われています。
(出展:経済産業省 オゾン層保護等推進室 環境省 フロン対策室
「フロン排出抑制法 説明会資料 2015年度」より)
フロンガスに比べてオゾン層破壊の効果は低いと思われて広く使われ始めたのですが、「温室効果」があるということがのちにわかったのです。
冷媒というものがこの世からもし消えてしまったら、エアコンも無くなるし冷蔵庫も使えなくなるわけなので、些細なことで人の生活なんて一変してしまうのだなと感じられます。
今でもフロンガスを使っているものがあります。フロンに対する規制もあるので処理おしないといけません。
フロンガスを扱うには「フロンガス取り扱い」という資格が必要になります。
その資格を持っていないとフロンガスの回収や破棄ができないようになっています。
弊社ではフロン回収も行っておりますのでご質問などありましたら
有限会社沖冷熱工業
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