新型コロナウイルス対策に効果的な空気清浄機の使い方を教えます!
新型コロナウイルス(COVID-19)の家庭内感染対策として、空気清浄機を活用できることをご存じですか?
空気清浄機といえばハウスダスト除去やタバコなどの匂いの脱臭、PM2.5対策で検討されていた方が多いでしょう。
新型コロナウイルスの感染対策として換気がありますが、室内の空気の流れを生み出す空気清浄機は、その換気を補完する役割があります。
厚生労働省は換気を補完する目的でHEPAフィルターという、ろ過式の空気清浄機の使用をよびかけています。このHEPAフィルターとは定格流量で粒径が0.3µmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集効率をもつエアフィルタのことです。空気清浄が要求されるあらゆる分野で使用される超高性能フィルターです。ですがこれだけでは対策が不十分です。
新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスの大きさは0.05-0.2㎛程度と言われているので、HEPAフィルターで全てをキャッチすることはできません。なので補助的な役割と捉えましょう。
エアコンに高機能フィルターを設置しよう!
確認しておきたいのが、一般的な家庭用エアコンは室内の空気を循環させているため、外気の空気と入れ替える換気効果はないということ。換気をするためには窓を開けるしかありません。2~3時間ごとに窓や扉を開けましょう。最近注目されている高機能エアコンフィルターには、細菌類を死滅させる銅イオンの効果に着目した、抗菌・抗ウイルスを謳うものがあります。これらのフィルターを活用することで、窓や扉を閉めた状況下でも対策を取ることができます。
エアコンと空気清浄機で空気の流れを作ろう!
エアコンの高機能フィルターと空気清浄機の効果を上げるために空気清浄機の設置場所を工夫しましょう。エアコンと空気清浄機を同時に使う場合は、エアコンの気流に合わせて空気清浄機を置くことで、部屋全体に空気の対流を起こすことができます。暖房運転時は、空気清浄機をエアコンの対面に設置し、冷房運転時には空気清浄機をエアコンの下に設置しましょう。
今回は以上です。次回は四月の後半に発売される空気清浄機を紹介したいと思います。次回も是非見てください。