業務用エアコンの購入には補助金・助成金が出る。

オフィスや病院などの公共施設に欠かせない業務用エアコン。

新しく設置する、または買い換える場合、高額な費用がかかります。さらに、地球温暖化対策になる省エネ、節電、CO2削減になる機器の導入を国が推奨しています。

各省庁や地方自治体、地方公共団体が設けている補助金・助成金制度を利用することで、負担を軽くすることができるかもしれません。省エネ性能に優れた業務用エアコンを付ければ、建物内の節電にもつながります。

対象のエアコン

補助金・助成金の対象となるエアコンは、比較的新しく製造・発売されている、エネルギー効率の高い機械に限られます。購入金額の一部を負担する場合、税率を下げる場合などがあります。

補助金を利用するに当たっての注意点

３つの注意点があります。

全額が補助されるわけではない

補助金は業務用エアコンの導入にかかる費用の全額をカバーするわけではなく、一部を補助する仕組みで、1割～3割程度というのが一般的になっています。

申請しても通らないことがある

補助金制度は申請者全体を支援するわけではないです。内容によって支給の可否を判断されるため、申請しても通らないことがあります。

補助金は後から支払われる

補助金の交付は通常は事業が完了した後になります。そのため、手持ち資金で業務用エアコンの導入ができない場合には融資などで工面する必要があります。

補助金の申請ができないケースもある

募集条件を見て該当していないものが一つでもあれば申請できません。制度によっては違いますが、以下のものが多いです。

同じ補助金を受けたことがある

例えばエネルギー効率化のために別の設備導入に使ったことがある補助金制度を、今回は業務用エアコンの導入に使うことはできない

目的に合致していない

低電力化のために業務用エアコンを更新しようとしている際に、空調の性能を上げて空気環境を改善するのを目的とする補助金制度に申請することはできないのです。

補助金・助成金を活用しよう！

業務用エアコンの導入・換気強化のための設備導入の時に、まず申請可能な補助金があるのかを調べて、活用できる補助金を利用した方が断然お得です。

わからないことがあればお気軽にお問い合わせください。