フロン類はオゾン層の破壊や地球温暖化の原因になることから、大気中への放出を抑制することが必要です。平成13年にフロン回収・破壊法が制定され、回収されたフロン類の破壊などが進められてきました。
しかし冷媒HFCの急増、冷媒回収率の低迷、大規模漏えいなどの問題があり、フロン類を取り巻く状況の変化を踏まえ対応が必要となりました。そのためこれまでのフロン類回収・破壊に加え、フロン類の製造から廃棄までのライフサイクル全体にわたる包括的な対策が取られるよう、平成25年6月に法改正し、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(フロン排出抑制法)」と改めました。(平成27年4月1日施行)